CCDカメラだけでは像を結ぶレンズが付いてないため使用できませんが、カメラの先端にTVレンズを取り付けることによって影像を映すことができます。
このCCTVレンズは、用途や使用する場所によって使い分けられるように、様々な種類のレンズが販売されていますが、その分、どのレンズを選べばいいのか分かりにくい、という難点があります。
以下に、レンズ選びのポイントとして1〜3まで挙げておきましたので、ご参考にして下さい。
1, 利用可能なレンズをご確認ください。
レンズを選ぶ際には、まずお使いのカメラのCCDサイズ(イメージセンサー(素子)サイズ)がいくつかをご確認ください。CCTVレンズには適合するCCDサイズがございます。
CCDサイズが1/2と表記されているレンズの場合、お使いになれるカメラは、1/2, 2/3, 1インチのCCDサイズのカメラです。
| レンズが適合するCCDサイズ(インチ) |
使用可能なカメラのCCDサイズ(インチ) |
| 1 |
1, 2/3, 1/2, 1/3 |
| 2/3 |
2/3, 1/2, 1/3 |
| 1/2 |
1/2, 1/3 |
| 1/3 |
1/3 |
※このレンズが適合するCCDサイズとは、適合する最大の大きさですので、表記の数値以下のサイズであれば使用可能ということになります。
2, カメラからどのくらい離れた場所を映しますか?
カメラ面から撮影する物までの距離によって、選ぶレンズは異なります。
これは
焦点距離がいくつかが選ぶポイントになります。
この計算には以下の数式を利用します。

この数式を利用して、以下の場合について考えてみましょう。
例)
カメラ(レンズ前面)から、20cm(200mm)離れた場所にある、4cm(40mm)の大きさの被写体を、1/2インチCCDカメラにて撮像する場合、そのレンズの焦点距離(f)はいくらでしょうか?
この場合、焦点距離24mm/f=24mmのレンズ(もしくはそれに近いレンズ)を選べば、画面にちょうど被写体を映し出せる事になります。
この様にして、最適な焦点距離のレンズをお選び頂くことができます。
3, 使用する場所の明るさはどのくらいですか?
一般的に、
F値が小さいレンズは (光を多く通す)「明るいレンズ」、F値が大きいレンズは (光をあまり通さない)「暗いレンズ」と言われています。
F値は一般的に、 F1.4・F2.0・F2.8・F4.0・F5.6・F8・F11・F16・F22 という風に表記され、1/1.4倍刻みで一段と言います。
|
F1.4 ・ F2.0 ・ F2.8 ・ F4.0 ・ F5.6 ・ F8 ・ F11 ・ F16 ・ F22
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← 明るい |
 |
暗い → |
それぞれのメリット・デメリット
| 明るいレンズ |
メ リ ッ ト
|
光を同時にたくさん取り込こむことが出来るため、暗いレンズよりも
シャッター速度を速くすることができ、結果、手ぶれしにくくなります。
元々の被写界深度は浅いのですが、絞りを調節することで、深度を
深くすることができます。絞りの調節によって撮影方法に幅ができ、
撮影方法に自由がきくといえます。
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デ メ リ ッ ト |
明るいレンズは設計が複雑なため、大きく、重たいレンズがほとんど
であり、暗いレンズに比べ高価です。
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|
| 暗いレンズ |
メ リ ッ ト
|
コンパクトなレンズが多く、軽い物が多いです。また、明るいレンズに
比べ安価な物が多く、入手しやすいという特徴があります。
また、元々の被写界深度が深いのも特徴です。
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デ メ リ ッ ト |
明るいレンズに比べシャッター速度が遅くなるため、より手ぶれしや
すくなります。
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